結婚相談所を開業したいと思ったら!まず準備するコトは2つ!
「結婚相談所」とインターネットで検索すると、結婚相談所に入会したい人向けのサイトが多く出てきますが、結婚相談所を開業したい人向けのサイトも上位に出てきます。
開業したい人向けのサイトが上位に出てくるということは、結婚相談所を個人で開業したいと考えている人が多いからですね。
結婚相談所で婚活して結婚した経験を活かして婚活のお世話をしたい人、人の面倒をみるのが好きな人など、理由はさまざまありますが、結婚相談所の経営自体に興味を持ち、開業したいと思った人がいるのでしょう。
低コスト・低リスクで開業しやすい仕事として近年注目を集めている結婚相談所は、副業や週末起業から始める人もいるんですよ!
では、開業したいなと思ったときに、どのような順序で準備していけば良いのでしょうか!?
加盟する連盟・団体を決めよう!
<結婚相談所の連盟・団体とは?>
まず、結婚相談所を開業するにあたって、加盟する連盟を決めなければなりません。
結婚相談所の連盟・団体とは、加入している結婚相談所の運営のサポートや、ビジネスとして結婚相談所を開業したい人のサポートをする団体です。
<結婚相談所連盟・団体の仕組み>
多くの結婚相談所は基本的に連盟や団体に加盟しており、その連盟や団体に加入している結婚相談所は、その相談所の全ての会員データを共有しています。
そのため、連盟・団体に加入することで、同じ連盟・団体に加入している他の相談所の既に登録されている会員データと、自社で獲得した新規会員がマッチングできるような仕組みになっているのです。
結婚相談所の連盟・団体に加入すると、同じ連盟や団体に加盟している相談所の会員を共有するため、自社会員の人数が数人でも、ホームページなどで「会員数何万人!」と宣伝することができます。
<連盟・団体を選ぼう!>
結婚相談所に入会しようと検討している人はインターネットなどで検索することが多いでしょう。
インターネットのいろいろなクチコミサイトなどを見ると、「結婚相談所の選び方は、連盟に加盟している相談所を選ぶこと!」と載っていることがほとんどなんです。
結婚相談所の入会検討者に、「きちんとした結婚相談所ですよ!」ということを知ってもらうためにも、まずどこかの連盟・団体に加入することが必要ですね。
加入する際は、無料でどの相談所も加入できるわけではなく、「加入金」、「月額システム利用料」という加入費用が必要になります。
「加入金」とは、その名の通り、加入するために必要な初期費用で、「月額システム利用料」とは、加入中の連盟・団体のシステムを利用する料金で、毎月発生します。
相談所を開業したての頃は売り上げがないため、加入金や月額システム利用料が安い連盟・団体に加入すれば負担が少ないですよ。
加入する際には一定の審査はありますが、基本的には誰が開業しても加入することはできます。
価格を設定しよう!
<会員の客層で設定することがポイント!>
結婚相談所の収入は、最初の価格設定によって決まるため、非常に重要になります。
この価格設定をする際は、入会する客層で決めることがポイントなんですよ!
例えば、26歳の中小企業に勤めるOLが、入会金10万円、月会費2万円、成婚料30万円など、そんなに高額な料金を支払うことができるでしょうか?
新規会員を獲得できない相談所は、後々、各種費用が高額だったことに気づき、価格を下げることもあるんですよ。
また、反対に、開業当初に各種費用を安くし過ぎてしまい、その結果、忙しいのにも関わらず売り上げが伸びないということもあるのです。
値上げしたり値下げしたりすると、既に入会している会員の月会費などを配慮をする必要があります。
<価格相場は?>
入会金はおよそ2~3万円、月会費は5,000~15,000円、お見合い料は5,000~10,000円、成婚料は10~30万円程度が日本の平均年収から見ても払うことができる妥当な金額ではないでしょうか。
実際、既にある結婚相談所もこのような価格帯で設定しているところが多いです。
ハイステータスを売りにしている相談所であればこれ以上の価格帯で設定していますけどね。
各種費用は、経営側が欲しい金額ではなく、入会者が支払うことができるような金額を設定することがポイントになりますよ!