現代人にどんどん増加している未婚者!その理由とは!?
現代人の未婚率は年々増加している!
現代人の未婚率は増加傾向にあります。
2000年代と1990年代では、圧倒的に未婚率が高いのは2000年代です。
2010年に25~39歳の男女を対象にした調査結果では、男性25~29歳で71.8%、30~34歳で47.3%、34~39歳で35.9%の未婚率です。
女性では、25~29歳で60.3%、30~34歳で34.5%、35~39歳で23.1%でした。
男女ともに30歳以上での未婚率は、約40%にものぼりました。
誰もが結婚適齢期に結婚するという時代は終わっているのかもしれませんね。
その結果、将来的に結婚するにしても晩婚化に繋がるのですね。
未婚率が増えている理由を探ってみた!
こんなにも未婚率が高いのは、なぜでしょうか。
それは、「結婚したいのに結婚ができない人」もいますし、「結婚しない」という選択をする人もいるからです。
この2つの理由から、結婚をしていない人が増えているのです。
生涯未婚率も上昇し続けているようで、男性の約2割、女性の約1割が一生独身だと言われています。
<若者の価値観>
「結婚しない」という選択肢を選んでいる人は、昔の人に比べて我慢をしなくなり、自分のことを優先して考え、自分の好きなことをして過ごしたいと思う人が多いようですね。
特に若者に多い傾向にあります。
その上、テレビや雑誌などのメディアで、「結婚とは忍耐だ!」というようなフレーズを取り上げるために、「若いうちは遊んで、結婚はできるときにすればいい」と考える若者が増えています。
男女ともに、恋愛や結婚が自分自身の中で優先順位が低いことが原因ですね。
<男性の価値観>
男性では、「結婚したらお給料は全て家庭に入れなければいけない」、「自由がなくなる」、「恋人時代とは違って結婚すると雑に扱われる」などの理由で結婚したくない人が多いようです。
昔は、男性が働いて稼いで、女性は働かず家庭に入るという夫婦が多かったのですが、現代では、働く女性が増えているため、「なんで自分ばっかり家庭にお金を入れなければいけないんだ!?」と思っている男性もいるようですね。
<女性の価値観>
女性では、「家事と仕事の両立が大変そう」、「夫や子供のために生きる」ということを恐れて、結婚したくない人が多いようです。
また、女性は子育てに自分の時間を取られるため、「高齢出産と言われる36歳までに子供を産めばいい」、「それまでは独身でいたい!」という考えが未婚率を上昇させています。
<結婚したくない人と結婚したくてもできない人の違い>
「結婚したくない人」と「結婚したくてもできない人」の理由は、また違います。
結婚したくてもできない人が結婚できない理由は、男女ともに、相手に求める理想のハードルが上がり過ぎていることが原因だと考えられます。
特に女性では、大学へ進学する人が増え、「大卒以外お断り」と言う人や、キャリアウーマンだと、「年収が高い人でないと受け付けません。最低でも自分より年収が高い人でないとダメ!」というように、相手の理想を上げてしまっていて、いつまで経っても結婚できないという状況に陥ってしまうのです。
これは、自分で結婚できない理由を作っているようなものだと思われてしまいますね。
女性の社会進出や女性が働きやすい環境が整ったことは大変喜ばしいことですが、未婚率上昇の原因を作ってしまっていることとも言えますね。
仕事にやりがいを感じ、仕事を続けていきたいと考える女性が多く、結婚するタイミングを逃してしまっている人や結婚する暇がないという忙しい女性も増えています。