「交際」は「付き合う」とは違うの!?
<「交際」の定義>
「交際」という言葉を聞くと、「彼氏彼女の恋人関係」を想像する人が多いと思いますが、結婚相談所での「交際」は、全くの別物と考えてください。
結婚相談所での「交際」という関係は、連絡先を交換しただけの関係であって、「恋人関係」を指すわけではないのです。
結婚相談所での「交際」という言葉を、結婚相談所の専門用語として認識しなければなりません。
お見合い後、連絡先を交換したら「交際」になるという定義の相談所や、少し猶予があって、3回までのデートは誰とも交際していない状態で、同じ人と4回目に会う場合は、「交際」になるというルールになっている相談所などがあります。
このように、相談所の種類によって交際の定義が異なるので、各相談所に確認しておきましょうね。
複数交際が禁止されている相談所では、プロフィールが「交際」のステータスに変更されると、その時点から他の人とお見合いができなくなります。
<複数交際が禁止の結婚相談所の場合の例>
複数交際が禁止になっている結婚相談所の場合の例で見てみましょう。
1回目のお見合いが終わった後、2回目のデートも食事程度で終わらせ、一緒にいる時間をなるべく長時間でないようにします。
これには、お互いに、「もっと話したい!」、「早く会いたい!」と思わせる効果があるという理由があるためです。
そして、お互いが「また会いたいな」と思えば3回目のデートをしますが、基本的に3回目で交際の申し込みをすることがほとんどです。
万が一「3回だけでは相手のことがまだ分からない」という場合は、4回目のデートをすることもできますが、そのお相手と付き合うつもりがなくても4回目で「交際」というステータスに変更しなければいけないというルールがあります。
ただ、一般的に、相性が合わなくて付き合う可能性がない人と3回以上会うというケースは、あまり考えにくいですよね?
そのため、結婚相談所は「4回」という数字を設けているのではないでしょうか。
慎重な性格の人は4回くらい会ってたくさん相手のことを知りたいと思う人もいるそうですけどね。
交際に移ると、数ヶ月その関係を継続して真剣交際に移り、そのまま成婚するケースが多いです。
このケースは順調にいったパターンです。
その反対に、お断りをするケースは、最初のお見合いの後か、2回目に会った後の場合が多い傾向にあります。
<連絡先を交換したら「交際」になる結婚相談所の場合>
次に、連絡先を交換したら「交際」になる結婚相談所の場合の例を見てみましょう。
この相談所のパターンでは、1回目のお見合いで「もう一度会いましょう」となった場合に、結婚相談所のアドバイザーを通して初めて連絡先を交換し、「交際」となります。
大手相談所の場合は、基本的に規則が厳しくないところが多いため、交際中も他の人にお見合いを申し込んだり、複数交際を行うことも許されているところが多いですよ。
結婚相談所の婚活では普通の恋愛と違い、「交際」のステータスに変わるまでは、ある人とデートをしていても、その間に他の異性からお見合いの申し込みがあればデートしても良いですし、自分から他の異性に1回目のお見合いを申し込むこともできます。
交際期間は3~6ヶ月が目安ですが、相手のことを考えると、半年以内に真剣交際の申し込みをした方が良いですね。
仲人型の場合は、交際の申し込みやお断りも担当アドバイザーが代わりに行ってくれます。
大手相談所のデータマッチング型やインターネット型の相談所は全て自力で行います。
これが本当の恋人関係!「真剣交際」
真剣交際とは、やっと恋人同士の関係になるということです。
プロフィールが「真剣交際」になると、システム上で他の会員がプロフィールを見れなくなったり、他の人へのお見合いの申し込みをしたり受けたりすることができなくなります。
また、複数交際が許されている相談所でも、他の人と連絡をとることやデートすることができなくなります。
真剣交際に移る一般的な期間の目安は、「交際」の関係になってから3~4ヶ月の場合が多いです。
真剣交際の後は、高い確率で恋人関係が継続し、半年後には成婚退会する人が非常に多いと言います。
「半年で結婚を決めなければいけないのか!」と驚く人もいるでしょうが、恋人関係を長く続けるのであれば、結婚相談所の役割が果たされません。
最終目標は「結婚」なんですよ!
大手結婚相談所では、何人かとお見合いをして、双方がOKであれば何人かと「交際」し、その中から1人に絞って「真剣交際」に移るという流れになります。
真剣交際になれば、他にお見合いをしたり、連絡をとっている異性がいないということになりますので、安心感がある中で結婚を前提に考えていくことになります。