人生経験豊富な人はどんな場合に熟年結婚する?
熟年結婚は、近年増え続けています。
初婚・再婚含め、2000年頃から比べると、現代では3倍以上にも増えているのです!
熟年結婚とは、一般的に50歳前後で結婚することを指します。
今まで一度も結婚したことがない人、若い頃に結婚していたが離婚してしまった人など、理由はさまざまあります。
一度も結婚していなかった人は、独身が好きで満喫し切って、老後のために結婚するパターンや、結婚願望があったが結婚できず、一度は結婚を諦めてしまったが、「やはり結婚したい!」と思って結婚したパターンなどがあります。
若い頃に結婚していて離婚した人が熟年再婚をするパターンは、子供が手を離れて自分の老後を考えたときに、やはりパートナーが欲しいと思うという理由が多いようですよ。
結婚相談所でも、このような熟年の方たちの婚活を応援しています!
熟年カップルもいますが、恋人や内縁関係だと、「病気になって手術をすることになった場合に立ち会いをすることができない」、「亡くなったときにお葬式の喪主になれない」、「一緒のお墓に入れない」といったデメリットがあるため、結婚をしたいと思う人が増えているようです。
ただ人を好きになる若いころとは違いますね!
メリットが多い熟年結婚!
<年をとってからも若い頃のように恋愛を楽しめる!>
熟年結婚をするメリットは、なんと言っても老後の生活を2人だけで楽しむことができるところです!
お互いお金がある場合が多いので、少し豪華な食事を2人だけで楽しんだり、旅行に行ったりと、若い頃のカップルのように幸せを感じることができますよ!
<孤独や親族の世話になるのを避けることができる!>
熟年結婚は、孤独死も避けることができます。
お年寄りの孤独死がニュースになっているように、亡くなった後にいつまでも発見されないのは本当に悲しくて寂しいことですよね。
老後1人だと、病気になったときも心細いですし、子どもや親族の世話にならなければなりません。
亡くなったときも子どもや親族の世話にならなければなりませんね。
お墓の話を考するのも、配偶者がいれば何かと便利です。
<結婚生活が安定する!>
熟年結婚をした夫婦は、年齢を重ねてお互いにいろいろな経験をしてきたからこそ、相手のことを尊重することができます。
若い頃のように、相手に対して嫉妬したり束縛したりすることなく、相手と程良い距離感を保って結婚生活を送ることができますよ。
難しいトラブルがたくさん!熟年結婚するデメリット
熟年結婚には、解決するのに苦労するデメリットが結構多くあるのです。
<自分の財産を「共有財産」として捉えるのが難しい!>
若い頃に結婚して、長い結婚生活の中で2人で貯めてきた財産は「2人のもの」になりますが、熟年結婚した場合、「それぞれ個別の財産」という感覚が、結婚してからも拭いきれないと言います。
自分の財産を「共有財産」として捉えるには、長い年月が必要になってきます。
若い頃と違い、定年を迎えるまでの時間が短い、もしくは定年を迎えている場合もあるため、2人で一緒に財産を作っていくということは難しいでしょう。
そのため、どちらかが相手の財産を頼ってしまうと、離婚の危機に陥ってしまいます。
お金のことでもめないためには、お互いの財産を頼りにすることなく生活していくということが大切になりますね。
<解決するのが難しい問題も多い!>
また、お互いが家を持っている場合、家はどうするのか、相手が前妻・前夫と死別している場合、前配偶者のお墓はどうするのか、相手の親が生きていた場合、介護はどうするのかなど、熟年結婚ならではのデメリットやトラブルもあります。
法律も関係してくるため、難しい問題だとは思いますが、2人でしっかり話し合うことが重要になりますね。